
白樺の木とは
白樺は、別名を『カバノキ』 『カバ』と呼ばれ、最近では、英語名の『Japanese white birch 』から 『ホワイトバーチ』と呼ばれることもあります。
アイヌ語では『レタッタッ二』 = 『白い樺皮のとれる木』
日陰や暑さが苦手で、明るい場所を好み、育つと高さ20mほどまで成長します。寿命は70~80年程度と樹木の中では短いですが、その分早く土に還り土壌を豊かにすることに一役買っています 。
白樺樹液は、別名『生命の秘薬』や『森の看護師』とも呼ばれています。古い時代から北欧などの海外では『身体を整えたり』『万能薬』などとして親しまれてきました。雪解けの頃に白樺の木は、開花に向けて枝先まで栄養を行き渡らせます。その幹に流れる大量の栄養分を含んだ水分が『白樺樹液』です。


白樺樹液採集体験の様子






白樺樹液採集体験講座は、今回は協会会員様含め11名の参加となりました。肌寒い感じでしたが、天気も良く過ごしやすい1日となりました。
今年は1ヶ月前の天気の長期予報とは違う展開となり、昨年よりも寒く桜も10日も遅い開花で、白樺の花もまだ蕾が小さく芽吹くには少し早い感じでした。そのため今回は白樺樹液採集には、少し早かったようです。
写真は、樹液採集の様子です。白樺の木に穴をあけペットボトルを4箇所の木にセットして、4時間で総計50ccくらいの収量でした。色は少し黄色味かかった透明色で、味は水分が少ないこともあり蜜を感じさせるような濃厚な味でした。この2週間後くらいに、参加者の方がリベンジしに採集に行ったところ同じ条件で、10L近く採れたようです。木から出る樹液が、ポトポトポトと早いリズムで落ちてきていたと話してくれました。
白樺樹液採集体験講座は今年で3年目になりますが、毎回同じ時期に開催も自然条件が毎回違って採集状況も変わってしまいます。植物たちはそれぞれ最適に過ごせるように調整しているのを改めて感じました。今回は白樺の木を含め自然の植物たちは、自然を感じながら、自分を整えていく養生の先生と感じさせられたひとときでした。
森のなかで樹林気功
八ヶ岳の気持ち良い森のなかで、自然を感じながら『森を歩く・木と交流・寝そべる』などそれぞれのスタイルで樹林気功を体験しました。様子の写真です。





素食のランチ

春野菜や季節の山菜を使った素食(ヴィーガン)の一汁三菜と会場のスタッフの方が用意してくれたオカズ
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