こんにちは。気養生認定講師の矢澤ともみです。
秋分もおわりに近づき、見える自然の景色がかわってきましたね。
これから、湿度もグッとさがって、空気の乾燥が気になる季節にはいります。
鼻の中や、喉がごわごわとしたり、乾燥して痛みがでた経験ありませんでしょうか?
そんな私も、喉がよわいひとり。
声を長丁場つかう仕事の際は、声がしばらくかすれてしまい
でにくくなった経験があります。
それ以来、台所に準備しているのは・・・
こちらの食材で作る養生食。
今回は、作り方をあわせて、ご紹介します。
大根飴ってご存じですか?
飴は、あめでも、大根をつかったあめです。
食材や味には、それぞれ栄養素のように、特徴があります。
カラダを温める食材や冷やす食材。
そして、味にも。
大根飴を知ったのは、今からだいたい8年前くらいの頃。
漢方養生を学びはじめたときでした。
喉が痛い時に、大根飴。
最初は、「え!!」と声がでたくらい衝撃的だったのです。
でも、そういえば・・
喉が痛い時、母が焼いたネギを首に巻いていた姿を幼少期に
みていたもので、そういうことなんだろうなと
さっそく作ってみたんです。
つくり方はシンプル
それでは、作り方をご紹介します。
【材料】
大根/はちみつ/陳皮(ミカンの皮)
【つくり方】
1 大根の皮をむいて、薄めのいちょう切りにする(お好きなきりかたでOK)
2 切った大根を容器に移し、全体にハチミツをからめる。
3 冷蔵庫に半日いれて、できあがり。
喉が痛いときや、乾燥がきになったら
大根からしみでる水分を、お湯で割ったりして飲んでいます。
もちろん、残った大根も、美味しくいただいていますよ!
痛みが楽になったあと、喉にごわつきが続いていたら
陳皮(みかんの皮)をプラスして作っています。
乾燥対策は、ふせぐことも大切
今回は、喉の乾燥や疲れがでてしまった時の、養生食をご紹介しました。
それと、もうひとつ。
喉が乾燥しないよう、乾燥や寒さの負担を減らせるような対策も大切です。
今シーズンは、肌触りがいい生地で、喉の保湿にマスクをつくってみようと思います。
皆さまも、ご自愛くださいね。