::相良講師より寄稿いただきました
本日はChinese New Year、春節です。
毎年餃子を作って新年を迎えます。
お金の形に包んで、金運と来る年の幸せを祈って頂きます。
素食と肉入りの2種類作りました。
ひとつだけコインを入れて引き当てた人は一年幸せに過ごせるのだとか。
最近中国ではキャッシュレスが進んでコインが無い!という人もいるそうです。
時代は変わっても残って欲しい年越しの風景です。
年越しと餃子の関係については下記をご覧ください。
ちなみに下記は2020年の文章です。
旧暦の元旦は新月(朔月)の日で毎年変わり、今年は2/1です。
日本では年越しの料理といえば「年越しそば」が思い浮かぶと思いますが、中国では東北地方を中心に水餃子で年越しをお祝いするという習慣があります。
中国では旧正月(今年は1月25日)を迎える大みそかの子の刻(0時)は「更歳交子」と呼ばれ「旧年と新年が子の刻で交わる」年越しの大切な時間とされています。この「交子」と「餃子」が同音であることから、大晦日に餃子が食べられるようになったとも言われています。餃子×お正月 | 塚田編集長の「餃子×○○」 | 餃子情報館 | モランボン 手作り餃子サイト
また、この水餃子の中にピーナッツや銀貨を入れて包んで、ピーナッツの入った餃子を引き当てればピーナッツの別名でもある「長生果」にちなんで長寿健康になり、また銀貨を引き当てればお金に困らないといった、縁起担ぎをしたりする習慣もあります。餃子は本来、お正月にちなんだとてもおめでたい食べ物なのです。
あらためまして本年もよろしくお願いいたします。
皆さまにとって良い一年となるよう願っております。