八ヶ岳 白樺樹液の採集イベント参加レポート(2024年4月)


こんにちは!気功インストラクター認定講師の船橋奈緒です。

4月6日、全日本混化気功協会の前島理事が主催された「白樺樹液採集イベント」に参加しました。

場所は、昨年と同じ「蓼科・八ヶ岳国際自然学校」の敷地内、標高1,800mの北八ヶ岳。
お天気に恵まれ、前の週に降った雪がちょうど解け始めた状態でした。


今回のイベントは、樹液の採取容器をセットして待つ間、皆で暖をとるための火をおこし、前島理事の手作り素食カレーに、チャパティを作ってランチ ⇒ 樹液を回収して試飲・ティータイム⇒ 樹液の化粧水づくり⇒ 樹林気功、と盛り沢山な内容です!

目次

①白樺の幹に樹液採取の容器をセット


学校の方から説明を受け、採取する白樺の樹を選んでいきます。

電気ドリルで幹に穴を開けるのは申し訳ないと思いましたが、この時期は一日何十ℓも大地から水を吸い上げるので、ペットボトル1本くらいなら影響は少ないとのこと。採取後、穴に小枝を詰めておけば元に戻るとのことで、白樺の生命力に感謝しながらありがたく採取させて頂きました。

「白樺」は、荒れ地に真っ先に根付くパイオニア(荒地の開拓者)。
寿命は約20〜30年、先に朽ちて他の植物たちの肥料となり、森を育む役割を担っているとのこと。

樹液は年中採れるわけではなく、雪解けの春、芽吹きの準備のため大地から水分を勢いよく吸い上げるこの時期約2〜3週間だけ、採取できるものだそうです。

樹液には、ミネラルやキシリトールなどの成分が含まれ、北欧やロシアなどの国では、「森の病院・薬局」などと呼ばれ、昔から人々の生活に役立てられているとのこと。


②火起こし・素食カレーのランチ

樹液採取の容器を設置した後は、暖をとるための火を起こし、ランチの準備!
前島理事が予め用意して下さった素食カレー等に合わせるチャパティの生地を伸ばして焼きました。

マイルドな素食カレーとチャパティ、野菜のおかずはどれもとても美味しかったです!

③樹液で化粧水づくり・樹液の採取とティータイム

ランチ後、白樺樹液の採れ具合をチェックしたところ、既に容器が満タンであふれてしまっている樹が続出、慌てて容器を差し替えて再セット。当初、一人200ccくらい採れたら有難いですね・・とのことだったので、嬉しい誤算でした。


そして、白樺樹液を使った化粧水づくり。

予め用意下さった市販の白樺樹液を使って、各自好みの割合で化粧水を作成しました。
ラベンダー精油を数滴入れたら香りもよく、しっとりと肌に馴染む化粧水が出来ました!


その後はティータイム。

無事に採取した白樺樹液・湧き水・市販の白樺樹液の3つを飲み比べてみました。
やはり採れたての白樺樹液が一番おいしかったです!

ほんのり甘く、スッと喉を通ると、身体全体が透明になっていくようなスッキリ感がありました。
この時期ならではの、白樺のパワーをお裾分けしていただけて自然と感謝の念がわいてきます。

学校の方が貴重な樹液を沸かして作って下さった紅茶も頂きました。
紅茶は、白樺の甘味がさらに引き立った別格のおいしさで、前島理事の手作りスコーンと相まって、至福のティータイムとなりました。

④樹林気功


ティータイムを楽しんだ後は、「樹林気功」。

各々が気になる樹を選んで一人静かに向き合うひと時。
樹に触れてみたり、採気したり、樹を通して自分に向き合います。

どのくらい時間が経ったのか、声掛けでふと我にかえると、冷たかった足先はぽかぽかに、視界も広がったような感じで、とてもリフレッシュできました。


最後に・・


最後に、皆さんと採れた樹液を分け合って、名残を惜しみながら後片付け。
白樺の森の恵みを存分に楽しませて頂き、最高に気持ちの良い半日でした。



今回のイベントにおいては、絶妙なタイミングを設定し入念な準備を頂いた前島理事をはじめ、自然学校の方々やご一緒下さった参加者の皆さまに大感謝です。よきご縁をありがとうございました。

来年の開催も楽しみにしております!




※白樺樹液の採取方法は、前島理事によるYoutube動画をぜひご参考下さい。

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